七田式の右脳を使った英語学習のまとめ
私は人間の体の仕組み、ましてや脳の仕組みについて知識を持ちあわせていません。
ですので当初は、「七田式の英語教育は右脳を活用したものだ」と言われても「だから何?」という感じでした。
しかし、実際の右脳を使った学習について調べていくと興味深い事実が分かってきました。
脳は大きく分けると右脳と左脳からできています。
そして一般的に言われていることは以下のとおりです。
右脳は感性で直感的に働くイメージ脳
左脳は理性で理論的に働く言語脳
絵を書いたりするいわゆる美術が得意な人は右脳型と言われたり、頭を使って問題を解く数学が得意な人は左脳型と言われたりします。
このように右脳と左脳とでは働きがまったく異なるそうです。
「左脳は理性で理論的に働く言語脳」と上で書きましたが、「言語脳」と言われるくらいなので英語という言語を学ぶのであれば左脳でしょ!思われた人もいると思います。
しかし、七田式で提唱されているのは右脳です。
この点について学校で行われている英語教育を振り返ってみましょう。
私たちの誰もが経験をしてきたとおり、中学などの英語の授業は読解型です。
英語の授業の目的は英語を話すことではなく、単語や文法を覚えたり理解したりして教科書の英文を読めるようになることでした。
これは先ほどもお伝えしたとおり、理解しようとする左脳型の教育なわけです。
つまり、中学や高校の英語の授業というのは間違いなく左脳型の教育なのです。
その結果、あなたの英語力はどうだったでしょうか?
英語が話せるようになりましたか?
英語が聞き取れるようになりましたか?
英語が読めるようになりましたか?
英語が書けるようになりましたか?
私も含め、ほぼすべての人の答えが「NO」だと思います。
私たちは左脳型の英語教育で失敗をしてきているのです。
この時点で英語教育で左脳を使うことはうまくいかないと言えそうな感じがしてきました。
これに対して七田式で使うのは右脳です。
七田式で左脳を使わない理由は、
「左脳は脳の処理速度が遅いため暗記や言葉を話す瞬発性に欠ける」
からだそうです。
逆に右脳を使うと、
「大量の単語を短時間で暗記できる」
「英語での会話の瞬発性が高くなる」
「記憶の定着が良くなる」
そうです。
だからこそ右脳を使った学習をするそうです。
私に脳科学の知識がないため説得力があまりありませんが、右脳には自分では想像もできない力が備わっているそうです。
あり得ない量の単語を短期間で覚えることができたり、一度覚えたことを忘れなかったり、このような力があるそうです。
先述のとおり、左脳は処理速度が遅く、右脳は処理速度が速いそうです。
左脳は低速でものごとをゆっくり理解しようとし、右脳は高速でものごとを瞬時に処理しようとするそうです。
ここで1つ気に留めてほしいことは左脳は「理解」で右脳は「処理」ということです。
右脳は理解しようとはせずに処理しようとする働きがあります。
そして処理速度がとても速いのです。
こんな右脳を働かせるには高速で情報をインプットし続けることが有効だそうです。
高速な情報を右脳に浴びせれば、右脳はそれを理解しようとせず高速で処理していきます。
そして、私たちが想像もできない記憶力を発揮するそうです。
逆に左脳は高速な情報を浴びせれば、それを理解しようとするのでついていけなくなります。
そして何も覚えることができないそうです。
このように七田式の英語教育ではとにかく高速で大量の英語をインプットすることで右脳の力を活用します。
7+Englishもこのように高速大量の英語をインプットする内容になっています。
【まとめ】
高速で大量に英語をインプットすれば私たちがこれまで英語の学習で使ってこなかった右脳が働き出し、勝手に英語を吸収していってくれるそうです。
このように私たちが想像もつかないような右脳の力を発揮させる、これが七田式であり7+Englishです。
本当にそんなことが起こりうるのかと思うかもしれませんが、そんな心配をせずに7+Englishで高速大量の英語をインプットすれば自然と右脳が活性化していくものです。