7+Englishの効果を高める使い方はとにかく英語を口ずさむこと
7+Englishの内容は英語学習における王道です。
まずは聞き取りを強化してその後に話す練習に入っていくというものです。
7+Englishでは聞き取りとフレーズを覚える練習を「practice」、話す練習を「check」としてそれぞれCDが用意されています。
「practice」と「check」のそれぞれについて効果を最大化する方法を考えてみました。
聞き取りとフレーズをインプットする「practice」について
「practice」で行うことは2つです。
1つは英語の聞き取り、すなわちリスニングです。
そしてもう1つは後に「check」で話す練習をする英会話フレーズを覚えることです。
まず聞き取りについてですが、いきなりCDの音声を聞くという方法は私としてはあまりおすすめをしません。
7+Englishは1.5倍速の英語を聞いていきます。
そのため、初心者の場合はいきなり1.5倍速を聞いてもしっかりとした聞き取りができないことがあります。
こうならないためにも、CDを聞きながらまずはテキストを開いてCDではどんな英語が読み上げられているのかを確認しておきましょう。
このようにCDの音とテキストの内容を照合していく作業をすることで聞いたものを理解しやすくなります。
また、知らない単語などがあればCDで聞いた音と意味だけを覚えるのではなく、ノートなどに書き出してみると良いと思います。
ノートなどに実際に手を動かして書くことで綴りが分かるようになります。
さらには手を動かすことで記憶の定着も良くなるという副次的な効果も期待できると感じました。
余裕があるのなら単語だけでなくフレーズそのものを書き出して練習してみるのも良いと思います。
1.5倍速と言われると速いと感じますが、7+Englishでは1.5倍速の後に3倍速の英語を聞くので再び1.5倍速に戻ると通常のスピードに聞こえるようになります。
これも事前にテキストの内容を確認しておけばスピードが速いから聞き取れないという心配はまずいりません。
それよりも聞いた英語をそのまま真似をして口ずさむ作業を行う必要があります。
これをしておくことで後の「check」を行うとき、スムーズに入っていけるからです。
はじめはうまく真似できないものです。
そんなときはテキストを見ながら真似をしてみると良いです。
このようにステップを増やしてでも最終的には「practice」の内容を理解してしまうことが大切です。
「practice」で学んだことを実践する「check」について
「check」では「practice」で学んだ英会話フレーズを実際に話してみる練習を行います。
日本語訳を聞き、その後数秒間の空白がCDにあるのでこのときに聞いた日本語訳を英語に変換して実際に話していきます。
ここでのコツは日本語訳を聞いてそれに対する英語が出てこないとしても無理にでもそれっぽい英語を話してしまうことです。
きっとその結果、間違った英語を話してしまうこともありますが、実はこれが大切です。
間違った英語を話した後に正しい英語を聞けば自分がどのように間違っていたがよく分かります。
しかし、間違った英語であっても話そうとしなかった場合は、「practice」と同様に英会話フレーズを理解する作業になってしまい効果はなくなってしまいます。
ですので無理にでも英語を話してみましょう。
もし、これができないのであればまだ「practice」の内容への理解が薄く、自分のものになっていないのだと言えます。
その場合は再度「practice」に戻り、CDの内容を真似して話す練習をしていきましょう。
「check」ではまずは「正しい、間違っている」にとらわれずどんどん話す練習を積むことです。
これによって英語を話す感覚が体にできてきます。
そして、少しずつ正確さも追い求めていくといずれすべての英語を正確に表現できるようになります。
まずは正確さよりも間違ってでもいいから話すこと。
これが7+Englishでの学習の効果を高める秘訣だと感じます。